Around 88
Around 88
1998年11月1日日曜日
ard_88_19981101
徳島駅 10:00 3929.3km
9時半に徳島に到着し、10時に出発、国道55号を南下する。11月とはいえ、結構暖かく、半袖にウインドブレーカだと暑いくらい。追い風もあって非常に快調。
恩山寺から、裏道を通って20分ほどで立江寺へ。ここも、関所の一つであるらしいが、どうということはない(日頃の行いがいいから?(^^;)
いよいよ、難所の、鶴林寺へ向かうので、そこそこにして、出発。
桑野駅 98/11/01 16:05 3988.0
列車が来るまでに1時間あったので、ゆっくり袋に詰めて、特急を乗り継いで、21:30に今治に到着。
朝5時20分に今治駅に着く。今回から、キャリアをつけたので、多少分解に時間がかかるかも知れないということで、早めに着くようにした。キャリアは、取り付けねじの長さが少し長いため、多少手間取ったが、20分ほどで袋つめ完了。(ねじは帰ってから切るつもり)
実は、前回の走行の時、重い荷物を背負って走ったら、とっても疲れた、という反省から、フロントにキャリアをつけた。
55号から右折して少し行くとすぐ。
今見たら、5kmしかメーターが動いていない。実際には8kmほどあるはずで、あまりにゆっくり動いたので、メータが反応しなかったのかも知れない。
手元の5万分の1の地図では鶴峠から、那賀川沿いの大井というところまでは道がないが、実際にはきちんとした道がついていて、一気に川縁まで下れる。
下りきったところで、橋を渡り、そこから登山道になる。3.5kmの山道とガイドブックに書いてあったので、最初から押して上るつもりで、山道に入る。
川沿いに登ってゆくが、山道のわりに、清水がなく、水筒の水も底をついて、心細くなる。
中間の若杉山遺跡辺りで、川が道のすぐ近くに寄ってくるので、水を補給する。
最初は(路面が)平らな上り坂だが若杉山遺跡を過ぎた辺りから、登山用の段になっている。去年の雲辺寺の下りでも遭遇した環境で、担いで下ったのを思い出し、引き返そうかと思ったが、「ひょっとしたら、初めの一部だけかも知れない」という甘い期待をもって、押し上げはじめる。
階段を押し上げるというのは、予想以上に疲れる。ほんの数メートル刻みで進んで行く。(そのため、メーターが停止状態のままだったのかも知れない)
甘い期待を裏切って、最後まで階段が続く。頂上近くで鐘の音を聞くと、「近い」という期待が膨らむ。参道まで出たが、この参道がまたきつい。結局最後まで押して上がることに(いやいや、参った)。
本堂の、すぐ下にロープウェイの駅があって、これは日本一だとか。
下りは下りでまたたいへんだった。行き交う人は「下りは楽だね」と言ってくれるが、実際にはあまり効かないブレーキをつけているせいで、両手でブレーキを引きっぱなしのまま、下って行く。
国道まででてもう一つ廻るかどうか迷ったけれど、列車の時間も気になるので、平等寺は次の機会にして、桑野駅へ。
立江寺から県道28、22、16、283号をとおり、鶴峠へ。
22、16は楽な道だが、283は急な上りとなる。峠から鶴林寺までの1.5kmほども結構きつい。舗装されていているが歩いた方が早いくらい(体力の問題か?)
13:00までに着くことを目標としたが、なんとかクリア。
本堂の前には、この寺の名前のいわれとなる、大きな鶴の像がある。
あまり、時間もないので次の太龍寺へ。