Around 88
Around 88
1998年6月20日土曜日
ard_88_19980620
少し余裕で6:20発の電車で松山へ
今回は、山道ということで、重装備の2号(サンダーバードのようだなぁ)を輪行。こっちの方が重量は軽いような気がするけど。
松山8時過ぎの出発
塩が森出口 9:50
いつも、三坂峠に行くときは国道33号線で行くが、今回は、横道から33号の「塩が森」付近へ上がるコースを選択。距離は3km程だけど250m近く一気にのぼる。30分かかった。写真は、国道への出口のところで、麓の「浄瑠璃寺」までの距離が書いてある。
三坂峠 11:10
年末に来たときに、「また来ると思うとうんざりする」と書いたけれど、結局、うんざりしながら三坂峠へ。麓は、天気が良くて暑かったけれど、ここは霧っぽい。
峠のドライブインで、うどんを食べる。
ドライブインの裏手にまわってみると、「四国スキー発祥の地」という碑がたっていた。大正14年にここでスキーをしたのが、四国でははじめてだとか。
ここからしばらくはダウンヒルが8km程続く。
前回と違って、ここをまた登ることはないので気が楽(^^)
途中までは、押して登ったけれど、階段になってきたので、道ばたに自転車をおいて本堂へ。
苔生した参道を登ってゆく。500mくらいあると、周りのお遍路さんがいっていた。
話に聞いたとおり、絶壁の下に寺が建つ。奥に、修行場があるらしい。
ひとまず、目標を達成したので、帰路へ。
今回の、もう一つの目玉が、井内峠越え。多少はきついことを覚悟しながら、県道210号線を北上。まずまずの道だと思いながら走っていると、突然、砂利道へ。とても、乗って走れる状態でなく、やむなく歩き。道幅はあって車が通った形跡はあるけれど、前からも後ろからも、人っ子ひとり通らない。こんなところで事故ったら、何日も見つからないに違いない、と思うと、あまりいい気分ではない。とにかく、道が間違っていないことを祈りつつ歩く。
ただ、水はあちこちに清水が湧いていて、常に、冷たい天然水が飲める。
1時間ばかり歩いてやっと、井内峠へ。こんなところ、来る人があるのかしら、と思うくらい何にもない。トンネルだけが、ぽつんとあるのも、なんだか寂しいものがある。
トンネルを抜けると、反対側は、結構道は整備されている。
ただ、落石が激しいみたいで、ついさっき、落ちてきたような石が、道路に散乱している。こんなのに当たったらひとたまりもないので、早めに通り過ぎる。
スピードは出るが、急カーブが多いので、ブレーキはかけっぱなし。思い切りレバーを引かないとスピードが落ちないのは、流石MAFAC。
約17kmのダウンヒルを終えて、国道11号に合流。。
ここから、松山に戻って電車で帰るか、桜三里を越えて、桜井まで帰るか、思案したが、もうちょっとで峠ということで、桜三里越えを敢行。すでにここまでで80km。16:30。
さすがに、疲れたが、19:00過ぎに帰宅。
久々に、100km超の峠3つ越えははーどでした。
本日の走行マップ 行程約120km
12:55 岩谷寺入り口
岩谷寺は難所というイメージが強かったので、かなり構えて行ったけれど、三坂峠を過ぎてからは、そんなにきついというわけでもなかった。適当にアップダウンがあって、気分的にも楽。
手前2km程に国民宿舎があって、温泉への入浴だけでもできるみたいで、食指が動いたけれど、パスして先へ。