Around 88
Around 88
2009年5月1日金曜日
ard_88_20090501
2009/05/01
気象予報の週間予報では、連休前半は天気良く、暑くなるくらいということだったので、前日に切符と高知での宿泊先を手配。宿泊は高知市内のビジネスホテル。自転車を置くことを考慮して、屋内に駐車場のあるホテルを予約。
前回と同様に5時過ぎに起きて出発。昼間は暑くなるらしいが朝は寒く少し、厚手で出発。
今回持ってゆく自転車は、前回と同じクロスバイク。
途中、コンビニで、おにぎり、パン、ゼリー飲料(前回と同じ)を買い込んで、桜井駅へ。
十分時間があるので、気楽な気分で袋つめ。
前回、ペダルがはずれなかったことを反省し、左ペダルに薄いワッシャをかましたので、今回は問題なくペダルをはずすことができ、めでたしめでたし。
今回は、桜井-西条-多度津-(土讃線)後免-唐浜 と、乗り継いでゆく。
5/1は連休中とはいえ、平日の人が多いらしく、電車は空いていた。前回、焦った西条での乗り換えも「学習効果」でスムーズに乗り継ぎ。
いしづち4号から南風1号に乗り換えて、ごめん経由で10:30過ぎに唐浜に到着。
ごめんでの乗り換え
(ホーム内にマスコットがある)
唐浜 4018.1km 11:00 出発
下山駅 11:14 _4020.4km
ここの駅のマスコットはホームからみないと見えない位置にある。
伊尾木駅 11:31 _4026.1km
なぜ、マスコットがトラさん風なのか解らなかったが、調べてみると、「男はつらいよ」のロケが行われるはずだったのが、渥美清氏の逝去で実現しなかったことに因むらしい。(出身地かと思っていました(^ ^;))
駅のスタンプが、安芸駅にあるものと思っていたら、そこにはなくて、後で引き返す羽目に。ですが、あるはずの、待合室にはありませんでした(TT)
安芸駅 11:43 4029.3km
奈半利駅と安芸駅にほとんどのスタンプが集められているということで、ここでほとんどゲット。上にも書いたとおり、伊尾木と野市は各駅にあることが判り、伊尾木は結局戻ることに。
ここのマスコットは、歩道に設置されていて、くるくる回って向きを変えられるようになっている。
球場前駅 12:33 4036.9km
阪神タイガースのキャンプ地(?)安芸ドーム。線路高架の壁には、タイガースのマスコットキャラクタも。
安芸までは、予定より速いペースで来ていたが、伊尾木まで戻ったこともあり、予定通りの時間に。
ここで、小休止。
穴内(あなない)駅
12:56 4039.9km
赤野駅
13:09 4044.0km
和食(わじき)駅
13:16 4045.7km
西分(にしぶん)駅
13:12 4047.9km
夜須(やす)駅
13:38 4052.6km
香我美(かがみ)駅
13:49 4054.6km
赤岡駅 13:56 4056.3km
赤岡の次は吉川のはずだったが、とばしてしまったらしい。帰ってから気がついたのでどうしようもない。残念!!
(リカバリーが効くか?)
野市(のいち)駅
14:16 4060.6km
ここから、本題の88カ所へ。まずは、28番札所の大日寺へ
野市駅から少し戻り、山方面に向かってゆく。龍河洞方面とは書いてあるが、大日寺方面を示す立て札がほとんどなく、心配になってくる。
直前に「大日寺」の方向板があり、山道へ(だったと思う)。今回の旅程では、最後に急斜面、というパターンが多く、記憶力が弱ったこともありほとんどうろ覚え(間違っていたらすみません)
立田(たてだ)駅 15:00 4067.7km
ごめん-なはり線の駅廻りもあと3つ。細切れに走ったり、止まったりは意外と時間のロスにつながる。すでに、予定より30分遅れ。
後免町駅 15:10 4069.9km
やっと、後免町まで来た。あと、後免までもどればひとまず完了。
のはずが、道を間違えて北上しないといけないのに、西へ。途中で何かおかしいことに気がついて、地図を広げていたら、近所のおじさんが声をかけてくれて、路面電車の終点がほぼ後免だということで、3kmばかり戻り。
途中、あちこちで見かけた昇り旗
(鯉のぼりとともに大漁旗が。さすが高知)
後免駅 15:35 4075.1km
朝、ホームでみたマスコットが、外から見える位置に。放置自転車が多くて、どれが自分の自転車か判らないほど。
この時点で、予定より1時間遅れ。スケジュールは余裕をみているが、あと3つ寺を廻らないといけないと思うと少し焦る。
後免駅を出てすぐに「国分寺」の方向札があったのでその道をひたすら走る。県道45号線を走っているはずだが、号線を示す標識がほとんど見あたらないため半信半疑。しかも、よくすれ違ったり、追い越していったりする、お遍路さんの姿を見かけないため、さらに不安が増す。
大丈夫かなと思っていたら、地図にあった「巨峰園」が見えたので意を強くして先へ進む。
しばらくすると、左折の標識があったので到着(平地でよかった)
国分寺を出て、走ってきた国道45号線をさらに先に進み、国道32号線に当たる。少し先の、道の駅でスタンプをゲットしてから、国道32号線を少し下り、右折して県道384号線に入る。緩い登り下りをしながら45分ほどで到着。
ここも、県道から境内に登る斜面がきつかった。
だんだん日が傾いてきており、少し焦りながら、今日最後の目的地、竹林寺へ。
最初の計画では、翌日に廻る予定にしていたが、清滝寺を2日目に組み込むことにしたため、1日目に竹林寺をエントリー。
県道384号から、県道44号に入り南下。44号は新しい道で走りやすいが、さすがに寒くなってきて、ウィンドウブレーカーを羽織る。
五台山トンネルを抜けて西に廻り「竹林寺入り口」から登り始める。時間的にも遅いのでほとんど登ってくる車はない。野良猫がやたら多い。
頂上の五台山公園、時間的に早ければゆっくり景色を眺めるところだが、人影もまばらで寂しくなってきたので先へ進む。
五台山公園
山頂の公園から、下り方向の道を進む。焦っていたので、そこそこに引き上げ。登りと下りが別の道で一方通行なので、対向車の心配なく走れる。ただ、看板には「許可を受けて逆走する車両もあり」と書いてあり、気が抜けない(結局、出会わなかったが)
竹林寺の斜め向かいに牧野植物園がある。日の予定はこれにてすべて終わり。県道35号線を通って街の中心街へ。
高知といえば、はりまや橋ということで、記念撮影。
駅近くのビジネスホテルへ。屋内の駐車場に自転車を置くスペースもありGood。ホテルのフロントで食事のいいところはないかと訊くと、追手筋に「ひろめ市場」というところがあり、何でもある。鰹のたたきがおすすめ。ということで早速行く。
フードコートのようなところで、屋台風に店が出ていて、あちこちで好きなものを注文して、飲み食いするというシステム。ちょっと、一人だとあれこれというわけにいかないが、おすすめの、鰹たたき定食をとったが、さすがにおいしかった。
翌日の予定を確認して、早めに寝る。明日は、駅を細かく廻らない分気分的に楽だが、距離はそこそこある。また、今治に帰り着く時間を考えると午後3時頃には駅に着きたい(予定ではそうなっているが)
朝7時に出発。予定表は朝8時出発予定なので、ここで1時間稼げる。
左写真:高知城
ホテルから数分のところにある。朝早いせいか、人影はまばら。
国道33号線を西へ進み、伊野で仁淀川を渡ったところで、県道39号を川沿いに下る。
仁淀川橋 8:02 4114.5km
かなり走ったつもりでも、仁淀川の橋に着かないので、道を間違えたかと、思っていたところで待望の橋が現れた。
橋を渡り、しばらく行ったところで、左折して県道39号線に入る。ここでも標識がなく少し不安に。
地図上、川を左手にみながら下って行けばいいだろう、ということでひたすら南下。最初の部分は土手を走ることができて、眺めもよく、気持ちがいい。
土手の走行は1.5kmくらいで通常の道に合流。
しばらく行って、右折して清滝寺へ。
今回の中で一番きついだろう、と思っていたが予想通りきつかった。ただ、今回、ほとんどのところが、最後の登りがきついところばかりで、どこがどこだったか判らなくなる。
まあ、一つ目なので体力もあり、なんとか登り切る。22kmを1時間半かけているから、最初の快走を考えると、登りでスローダウンしたのが判る。
清滝寺を出て南下。高岡を左折して、仁淀川を渡ったように思うが、何となく着いてしまった感じ。中に「子育て観音」があり、底を抜いた杓子がたくさん奉納されている。
一時間早く出た分一時間前倒しで進行。県道14号を土佐湾沿いに進み、雪渓寺経由桂浜に向かう。
見渡す限り水平線が続く。瀬戸内海では見られない風景
県道14から左折して34に入る。しばらく行って橋を渡った右に「雪渓寺」の道しるべがあり、道を横断して橋のたもとに降りる感じで入る。
本格的な連休に入り、門前の車も多くなってきた。
また、花祭りでお釈迦様の像に甘茶をかける行事が行われていて、屋台も出始めている。
次は、88カ所とは関係ないが、桂浜へ。高知へ来たら龍馬像をみなくては。
桂浜は雪渓寺から2kmほど。桂浜入り口の交差点からかなりきつい坂を登って行く。観光の車も多い。
上写真:桂浜 10:50
下写真:龍馬像
一人で自分の写真を撮るのはなかなか大変。10枚くらい撮って、これでも出来のいい方。
像は海岸端に立っているものと思っていたが、御崎の崖の上に立っていた。太平洋の向こうの国を見渡そうとしていたのだから当たり前か。
桂浜を出て、浦戸大橋を渡り今回最後の寺である禅師峰寺へ向かう。浦戸大橋はかなり高さがありゆっくりみれば絶景なのかもしれないが、道幅が狭い上に、歩道の幅も5−60cmしかない。しかも歩道と車道の段差がかなりあり、歩道を走っていて、踏み外したら車道に転げ落ちて、車にはねられること必至。最初は歩道を走っていたが、ハンドルの端が、橋の手すりに当たり怖いので、結局車道を走行。車道は車道で車がくると怖いので一気に走り抜け。
余談だが、よさこい節の「みませ、みせましょ、裏戸を開けて」は「裏戸」と「浦戸」を掛けてたんですね。
県道14号浦戸大橋から5−6km走ったところで右折。例によって、急な山道に入る。喘ぎながら登り切ると、本道まではさらに急な石段が続く。
朝出た時は、1時間前倒しで進んでいたが、ここに来て、20分まで縮まってしまった。
とにかく、今回の目的の8つの寺は廻ったので、一安心ということで、パンを食べていると、高知大学医学部の精神科で「八十八カ所巡り」の癒しの効果について研究をしているという人からアンケートを求められ、回答。
今回、最後の目的地。高知龍馬空港へ。
高知龍馬空港 2009/05/02 12:56 4175.5km
県道14号は割と単調な道で、疲れも出てきて、ひたすらペダルを踏む感じ。空港の管制塔が見えてからが長かった。途中、田んぼの中に、今では松山ではみられなくなった、戦時中に使われていた、戦闘機の格納庫が点在していた。時間と気力があれば、そばまで見に行くのだが、今回は、写真も撮らずパス。
空港へ着いて、スタンプをゲットして即戻りの体制に。
当初の計画では、立田までもどり、そこから輪行の予定だったが、高知まで戻ることに。
国道55号、32号経由で高知駅へ。
高知駅 2009/05/02 14:05 4190.9km
高知駅で1時間待って、土讃線・予讃線乗り継ぎで今治へ。
高知では高松行きを増結するのが前回の経験でわかっていたので、その位置で乗り込み。もっとも、焦らなくても空いていた。
予讃線は、帰省客で混雑していて、多度津からしばらくの間デッキで座りこみ。(途中で座れたけど)
19:00前に今治到着
今回の走行マップ 行程約173km